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美容の国家試験は難しい?

美容師になるには、国家試験に合格することが必須です。
でも、「国家試験って難しいの?」「どこから始めればいいの?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、美容師国家試験の概要や合格率、そして合格するための具体的な対策までを詳しく解説します。
「合格できるか不安…」「何をすればいいのかわからない」そんなあなたでも、この記事を読めば目標に向かって一歩踏み出すことができるはず!
美容師を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

美容師国家試験ってどんな試験?

美容師の国家試験は、美容師として必要な知識や技術をしっかりと身につけているかを評価するための大切な試験です。
美容師国家試験は、1年に2回の8月と2月の年2回実施されます。
試験は、実技試験と筆記試験の2つに分かれており、両方の試験をクリアしなければ美容師の資格を得ることができません。

美容師国家試験に合格することで、美容師としてのキャリアの第一歩になります。
では、どんな試験内容なのかを見てみましょう。

実技試験

カッティングやパーマなど、美容師として求められる基本的な技術を評価することはもちろんのこと、美容師として働く上で必要な衛生観念や安全に対する意識も評価されます。

試験は大きく分けて、準備時間前の審査と作業中の審査の2つ。

①準備時間前の審査
試験開始前に、受験者の身だしなみや持ち物、作業環境などが審査されます。

具体的にチェックされること

服装:作業に適した服装か、清潔か
髪:長すぎる髪はまとめられているか、髪飾りなどは外されているか
爪:短く切り、マニキュアなどは塗っていないか
持ち物:必要な道具が揃っているか、清潔に保たれているか
作業スペース:周りが整理整頓されているか

②作業中の審査
作業中は、以下の点が細かく評価されます。

衛生面:手指消毒、用具の消毒など、衛生的な作業を行っているか
安全面:ハサミなどの道具を安全に扱っているか、モデルウィッグを傷つけたりしていないか
作業姿勢:正しい姿勢で作業を行っているか
指示遵守:試験官の指示を正しく理解し、それに従って作業を行っているか
時間配分:与えられた時間内に作業を完了できるか

美容師は、お客様の髪を扱う職業です。そのため、衛生面や安全面への配慮は非常に重要です。実技試験では、これらの点が厳しく評価されることで、将来の美容師として必要な素養が備わっているかどうかが確認されます。

筆記試験

美容師国家試験の筆記試験では、美容師として働く上で必要となる幅広い知識が問われます。具体的には、以下の5つの分野が出題されます。

①関係法規・制度及び運営管理
医療保険制・度労働基準法・税金について

②衛生管理・衛生管理技術
母子保健・糖尿病・生活習慣病・感染症や美容室での感染症予防対策など

③保健
人体の構造及び機能・皮膚の病気やトラブル、スキンケアに関すること

④香粧品化学
ヘアスタイリング剤の成分や働き・ヘアカラー剤の成分や反応・パーマ剤の成分やパーマの原理など

⑤文化論及び美容技術理論
各時代の髪型やメイク・ヘアセットの理論など

これらの分野を総合的に理解し、美容師として安全で適切な施術を行うための知識を身につけているかが問われます。

もし、実技か筆記のどちらかをクリアすれば、次の試験では、クリアした方の科目は免除されます。再挑戦する場合は、次回の試験では不合格だった方の科目のみを受験すれば良いのです。
万が一不合格だった場合でも諦めずに挑戦しましょう。

試験にもトレンドを取り入れる!?

最近の美容業界は、SNSの普及や科学の発展により、美容師の仕事を取り巻く環境は大きく変化しています。それに伴い、国家試験の実技試験の内容も見直される動きがあります。

カットやパーマそしてカラー剤を使用する技術は、時代の変化に合わせて新しい技術やトレンドが生まれています。そのため現在の試験内容が、最新の美容技術に対応しきれていないという声も上がっています。

試験の実施機関では、このような状況を踏まえ実技試験の内容を見直す検討を進めているようです。しかし具体的な見直し内容や実施時期については、まだ発表されていません。

美容師試験の合格基準は?


美容師国家試験の合格基準は、筆記試験と実技試験それぞれに定められています。

筆記試験の合格基準

・全問の60%以上を正解すること
・すべての科目において無得点がないこと

つまり、すべての科目をまんべんなく学習し、一定以上の得点率を確保する必要があります。

実技試験の合格基準

・衛生上の取扱試験は、減点が20点以下
・基礎的技術試験は、カッティングとオールウェーブセッティングのそれぞれで減点が30点以下

実技試験では、技術の正確さだけでなく、衛生面への配慮や指示への従順さなども評価されます。

美容師国家試験は難しい?


上記の実技試験・筆記試験の内容を見てみると「難しそう…」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、美容師国家試験の合格率から、その難易度について詳しく解説していきます。

美容師国家試験の合格率は?

合格率は、平均して60~80%と比較的高い水準です。実は、試験の時期によって合格率に差があることが特徴です。美容師国家試験は、年2回実施され、過去5年間の合格率の推移は以下のようになっています。

8月実施の試験は約60%
2月実施の試験は約80%

2月試験の合格率が高いのは、8月試験で不合格になった人が再チャレンジすることが多いためと考えられます。つまり、時期によって試験の難易度自体に大きな差があるわけではありません。

一度不合格になっても、諦めずに再チャレンジすることによって合格できる可能性は十分にあるのです。

美容師国家試験は難しい?

合格率が60%~80%と決して低くはありません。
ですが、美容師養成施設を卒業した人が受験する試験で、毎年多くの不合格者が出ているという事実を考えると…「美容師国家試験は決して簡単な試験ではない」ということが分かります。

特に、実技試験では、美容師として求められる高い技術力が求められます!
しかし、決して超えられない壁ではありません。しっかりと準備をして、目標に向かって努力をすることが大切です。
国家試験に挑戦することは、学びの成果を試す絶好の機会であり、美容師としての未来を切り開くための第一歩になるでしょう。

・美容学校で学んだことを復習する
・過去問を解いて試験に慣れる
・模擬試験を受けて自分の実力を確認する

これらのことをコツコツと積み重ねて、夢に向かって全力で取り組んでくださいね!

美容師国家試験の受験資格は?

美容師国家試験を受験するためには、基本的には美容専門学校などの厚生労働大臣が指定した美容師養成施設を卒業することが条件です。

美容師養成施設とは美容師になるための技術や知識を学ぶ学校のことです。厚生労働大臣が指定した学校に入学する必要があります。

必要な勉強期間は一般的には、昼間コースで2年以上、夜間コースで2年以上勉強する必要があります。

試験の一部免除(2024年9月現在)

・筆記試験に合格した場合
次回の試験では、筆記試験の受験が免除されます。

・実技試験に合格した場合
次回の試験では、実技試験の受験が免除されます。

・理容師または美容師の免許を持っている場合
理容技術理論または美容技術理論を除く筆記試験を免除されます。

まとめ


美容師国家資格は、憧れの職業への第一歩。しかし、専門学校で2年間しっかり学んでも、国家試験に合格できるかどうかは分かりません。それだけ、美容師国家資格の難易度は高いということです。

美容業界は常に変化しており、さらに、お客様の髪質や顔の形、ライフスタイルに合わせた提案をするなど、高度な専門性が求められます。
合格するためには、学校の授業だけでなく、多くのゼミや講習への参加や最新トレンドの習得、カットやパーマなどの実技を何度も繰り返し練習することが大切です。

そして、国家試験に合格しても、すぐに美容師として働くことができるわけではありません。

免許取得の手続きや就職活動など合格後もやることはたくさん!
このような事務処理などの分からないことを全力サポートしてくれる学校を選んで、ぜひ美容師合格へ日々励んでください!


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