美容師の仕事内容って実際どんなことをやるの?

「美容師って楽しそうだけど、実際どんな仕事なの?」
「将来美容師になりたいけど、自分にできるかな?」
そんな疑問をお持ちのあなたへ。
この記事では、美容師の仕事内容を、アシスタントからスタイリストになるまでの道のり、そして実際どんなことをするのか?一日の流れまで、詳しく解説します。
カットやカラーはもちろん、メイクやネイルなど、美容師の仕事は想像以上に奥が深くて学ぶことが多いです。美容師を目指す方、美容師の仕事に興味がある方はぜひご覧ください。
美容師の基本の仕事内容とは?
美容師の仕事は、お客様の髪を美しく、そしてお客様の理想のヘアスタイルへと導くことです。そのためには、様々な技術が必要になります。具体的にどのような仕事内容なのか、以下でご紹介します。
髪の長さや量を調整し、顔の形や骨格に合わせたスタイルに仕上げる技術。お客様の髪質やライフスタイルに合わせて、様々なスタイルを提案することができます。
・カラーリング
流行の色を取り入れた個性的なカラーや、白髪を自然にカバーして若々しい印象にしたりなど。髪の毛の色を変えることで、印象をガラリと変えるイメチェンのお手伝い!
・パーマ
自然なカールを作ったり、くせ毛を伸ばし、ストレートヘアにしたり。髪のスタイルに変化をつけます。
・セット
結婚式やパーティなど特別な日のためのヘアセットや、普段使いしやすいスタイリングなど、お客様の要望に合わせて様々なセットを行います。
その他の仕事内容
近年では、髪だけでなく、トータルで美を追求するトータルビューティーサロンが増えています。そのため、以下の施術をすることもあります。
プロのメイクアップアーティストによる、特別な日のメイク
・ネイル
爪をカラフルに美しくしたり、個性あふれるネイルアートを行います。
・まつ毛エクステ・パーマ
目元を大きく見せたい、まつ毛をきれいに見せたいときに
・ヘッドスパ
頭皮をマッサージし、リラックス効果をもたらし、リフトアップや頭皮の血流促進を行います。
美容師は、お客様の髪だけでなく、心も満足させられるようなサービスを提供することが求められます。
美容師デビューの前に必要な下積み時代
「美容師ってどんな仕事なんだろう?」「お客さんが来てない間は何をしているの?」
「将来美容師になりたいけど、実際どんなことをするの?」
美容師を目指している方はそんな疑問をお持ちではないでしょうか?
美容師の仕事は奥が深く、日々学ぶことがたくさんあります。一人前に美容師として活躍していくためには、まずはアシスタントとして一定のステップを踏まなければいけません。
アシスタントとは?
美容師免許を取得したら、多くの場合は美容室に就職してアシスタントとしてキャリアをスタートさせます。
まだスタイリストとしての指名がない段階では、スタイリストの先輩のアシスタントを行い、経験豊富な先輩たちから技術だけでなく、お客様との接し方やサロンワークのノウハウを学びます。
各ステップにテストがあり、合格すると次のステップに進めます。たとえアシスタントであっても、彼らもまた一人前の美容師であり、プロフェッショナルなことには変わりはないです。
スタイリストとは?
アシスタントとして必要なスキルを習得し、すべてのステップをクリアすると晴れてスタイリストとしてデビューです!
お客様の要望に応じて、カウンセリングからヘアセットまでお客様の施術を最初から最後まで一貫して施術を行うことが可能な技術力と接客スキルを備えています。また、サロンの集客や、アシスタントへの指導・育成も行います。
スタイリスト歴10年を超えていくと、以下のようにキャリアパスが広がります。
後輩の指導やサロン運営に携わる
・店長
サロン全体のマネジメントを行う
・独立開業
自分のお店を持つ
・講師
美容学校などで後輩を育成する
・商品開発
ヘアケア製品の開発に携わる
美容師のキャリアパスは、人それぞれです。技術向上に励み、トップスタイリストを目指す人もいれば、経営に興味を持ち、サロンのマネジメントを担う人もいます。また、独立して自分のサロンを持ちたいという人もいます。
実際どんなことをやるの?美容師の一日の流れ
美容師の一日の仕事内容について、アシスタントとスタイリストのそれぞれ異なる役割があります。主な一日の流れを以下で解説していきます。
アシスタントの1日の流れ
スタイリストよりも早くお店に着いて、開店前にまずは以下の清掃・準備・予約確認・練習をします。
出勤後の朝の開店準備
床や鏡、シャンプー台や器具の消毒など、サロンを清潔な状態に保ちます。
・タオルの準備
前日に洗って干しておいたタオルをたたんだり、新しいタオルを補充したりします。
・スタイリング剤の準備
当日の施術に必要なシザー、コーム、スタイリング剤などを準備します。
・お客様の予約確認
今日の予約状況を確認し、スムーズな施術ができるように準備します。
・練習
朝の時間を有効活用し、スキルアップするためにカットやカラーなどの技術練習を行います。
開店後は、お客様の受付・シャンプー・スタイリストの補助・スタイリング・清掃・電話対応など様々な役割をこなします。具体的には以下になります。
開店後のアシスタントの流れ
受付からお客様をお迎えし、スタイリストに引き継ぎます。
・シャンプー
アシスタントの期間は、一番お客様と関わる貴重な時間になる為、お客様の髪を洗いながら積極的にコミュニケーションを取ります。
・スタイリストの補助
カット・カラー・パーマはもちろんドライヤーなどの施術をサポートします。
・スタイリング
スタイリストの指示のもと、スタイリングを補助します。
・清掃
使用した器具の洗浄や、サロン内の清掃を行います。
お昼休憩は、お客様の予約状況によって時間が異なります。週末や繁忙期は、休憩時間が取れないこともある為、すぐに食べられる軽食がマストになります。
スタイリストや2年目以降のアシスタントは、閉店時間までお客様対応をしていることが多い為、閉店後は、1年目のアシスタントが主に動くことになる業務がシャンプー台の掃除・散らばった髪の毛の回収・薬剤が付着した道具の清掃になります。
スタイリストの1日の流れ
スタイリストになると、開店の60〜30分前に職場となる店舗へ出勤し予約のお客様の確認をします。またお客様の希望メニューを確認し、スタッフ全員に共有します。スタイリストは、アシスタントを指導しながら、お客様の髪を直接担当します。
出勤後の開店準備
アシスタントと協力して、サロンの準備を行います。
・お客様の予約確認
当日の予約状況を確認し、施術内容などを確認します。
・必要な仕事道具
自分が使用するシザーやコーム・スタイリング剤などの道具に不備がないか確認します。
開店後のスタイリストの流れ
お客様の髪質や希望を聞き、最適な施術方法を提案します。
・カット、カラー、パーマなどの施術
お客様の髪をカットしたり、カラーリングしたりします。
・アシスタントの指導
アシスタントに技術指導を行います。
・商品販売
会話の中でヘアケア商品などをお客様に提案し、販売します。
・お客様の送り出し
次回の予約をお勧めしたり、ホームケアのアドバイスをしたりします。
閉店後は、片づけを行い翌日の予約確認と必要な準備をします。また、ミーティングや終礼が行われた際に一日の売上を報告します。
まとめ
美容師の実際の仕事内容は、いかがだったでしょうか?
アシスタントの最も重要な役割は、技術を確実に身につけ、スタイリストとしてデビューすることです。スタイリストになると、お客様の希望に応えながら、自分の手で最も美しく、またはかっこよく見えるデザインを生み出す楽しさが待っています。
また、昔は髪を切るだけの場所だった美容室は、まつ毛パーマやネイル・メイクまでできるトータルビューティサロンが多くなりました。
そのため、美容師は髪のことだけでなく、顔全体のバランスや、お客様のなりたいイメージを叶えるために、基礎を忘れずに最新トレンドの勉強を日々勉強していきます。
「より美しく、より若く、より健康に」そんな現代人の希望を叶える美容師の仕事は、これからもどんどん必要とされていきます。お客様の笑顔のために、ぜひ美容師を目指してみませんか?
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